少し前に、ベルリンから2泊3日でアムステルダムに旅行に行ってきました。電車代をケチった結果、3日間で計10万歩以上歩き回って、地図を見なくても主要観光スポットに行けるようになりました。
歩き倒した経験を活かして、オランダ・アムステルダムに旅行に行く時はどんな風に回ればよいのか、治安はどんな感じなのか実際に現地を訪れた経験を活かしてご紹介します!
アムステルダムはこんな都市
アムステルダムはオランダの首都です。オランダは面積41,864㎢と日本でいうと九州の面積と同程度の小さな国です。国境はドイツ・ベルギーに面しており、ベルリンからは飛行機で1時間半ほどでアクセスできます。
主要な空港はアムステルダム スキポール空港で、KLM航空の拠点です。日本からも直行便が複数就航しており、旅行で訪れやすい国の1つです。
言語はオランダ語です。隣合っていることもあり、どことなくドイツ語に似た印象を受けます。
小国オランダですが、なんと平均身長が世界一です。女性の平均身長が171cm、男性の平均身長が184cm。大きすぎる…。オランダを訪れると周りの人の大きさにビックリすることもしばしば。
アムステルダムを観光するのにおすすめの交通手段
アムステルダムを観光するには、トラム・レンタサイクル・徒歩のいずれかになります。どんな風に観光するか、体力や費用を含め、自分に適した交通手段を選択してください。
トラム・バス・地下鉄
1つ目はトラムです。アムステルダムは市内にトラム・地下鉄・バスが張り巡らされています。アムステルダム自体はそれほど大きな都市ではありませんが、中央駅からゴッホ美術館など少し離れた場所に行くには、トラムが便利です。
1日券は8ユーロなので、いろいろな場所を効率よく回るためには1日券を購入して、トラム・バス・地下鉄を駆使するのがおすすめです。
ただし、路線は複雑で何に乗ればいいかわからないということになりかねないので、Wi-FiルーターやSimカードを利用して、スマホの案内機能を使用するとのがいいです。
レンタサイクル
オランダは自転車大国として有名です。アムステルダム市内も自転車レーンが多く、たくさん自転車が走行しています。平坦な道が多く、専用レーンが多いので、自転車も走りやすく、停める場所もあるので、とても便利です。
お店によって価格は異なりますが、10~15ユーロが目安です。自由に移動が可能なので、天気がいい日にはレンタサイクルが1番おすすめです。
ただし、自転車に乗る際には注意が必要です。オランダでは自転車は右側を走行すること、盗難に注意すること、橋を渡る時にアップダウンがあるということです。
運河沿いを走るのはとても気持ちがいいと思うので、次にアムステルダムに行くことがあればレンタサイクルを利用したいと思います。
徒歩
今回私が利用した交通手段が徒歩です。アムステルダムはそれほど大きな都市ではありませんので、中心部にある程度観光スポットが固まっています。そのため徒歩でアムステルダム市内を観光することも可能です。
運河が張り巡らされたアムステルダムは街全体がとても可愛く、歩いているだけで本当に楽しかったです。ぷらぷらとさまよいながら、景色のいい場所を探すのも楽しいので、歩く体力のある人は歩き回ってみてください。
アムステルダム市内を基本的に徒歩で回りたいのであれば、最初にゴッホ美術館や国立美術館に行くのにトラムを利用して、そこから中央駅に向かって他のスポットを歩きながら帰ってくるのがおすすめです。
アムステルダムの治安は?
アムステルダムは基本的には治安がいい場所です。ただし、大麻や売春が合法であったりと注意することもあります。どんな点に注意したらいいのか、実際過ごしてみてどうだったのかご紹介します。
オランダは大麻が合法
オランダは大麻が合法なため、街で普通に売られています。注意が必要なのはお店の名前が「Coffee Shop」ということ!
Coffeeと見たらカフェかと思いますが、オランダでCoffee Shopは大麻を売っているお店を指します。お店の雰囲気からして、ん?カフェじゃない?ってなるので基本的にはわかりますが、中にはピンクを基調とした可愛いお店もあったりしたので、間違えて入らないように気をつけてください。
また、街の至るところで大麻を吸っている匂いがします。大麻の匂いはタバコとは異なる独特な香りで鼻にツンっときます。アムステルダム市内を歩いていると、あっ大麻の匂いっていうのがすぐわかるようになりました。
ただし大麻だから危険!っていうわけでもなく、大麻を吸って暴れていたり、危険な人というのは見かけませんでした。
観光スポットとしても有名な「飾り窓」
オランダは売春が合法な国です。最も有名なのが「飾り窓」と呼ばれる場所です。ガラス張りのお店の中に女性がいて、利用したい人はお店の中に入るというシステムで、まるでショーウインドーのような雰囲気から飾り窓と呼ばれています。
実際訪れてみるとなかなか衝撃的な光景でした。ガラスの向こうにはランジェリー姿の美女が!!!扉を開けて入ると、ガラスにカーテンが引かれて、その人とチョメチョメできるという仕組みみたいで、割とカーテンが閉まっているところが多かったです。どんな人たちがいるのかな~って思っていたんですが、私が見た感じスタイル抜群な美女ばかりでした!!
それ以外にも飾り窓の周辺には、ストリップショーのお店があったりして、賑わっていました。女性同士で訪れている人もいましたが、大半が男性ばかりで、人混みもすごく異様な雰囲気なので、女性1人で訪れるのはおすすめしません。
また飾り窓は撮影禁止なので、写真撮影はしないでください。トラブルに巻き込まれる可能性があります。昼間は閑散としていて普通の通りみたいなので、歩いていても全然危険はありません。
基本的には夜に営業をされていますが、11時頃に飾り窓の周辺を歩いていたら、突然美女がガラスの中にいて、(/ω\)イヤンってなったので、昼間でも一部開いていることがあるみたいです。
基本的には治安はいい
3日間過ごしましたが、特に危険な目にあう事もありませんでした。先ほどご紹介した飾り窓の周辺や大麻を売っているお店が固まっている場所は、夜は避けた方がいいです。
電車やトラムの混雑時にスリにあったという話も聞くので、手荷物の管理には注意が必要です。しかしながら観光客が多くて、それを狙う犯罪が多いということはありませんでした。
ヨーロッパの中では、治安のいい国だと思います。
まとめ
アムステルダムは観光地が集まっていて、コンパクトでとても観光しやすい都市でした。本当は4月末頃にチューリップを見に行く予定だったので、行けなくて残念でした…。
2日間あれば十分に観光することができます。私は3日間いたので、もういいかなーって思っていたのですが、今はまた行きたいなと思っています。
チューリップが咲く4月末~5月初め頃にまたアムステルダムに行きたいと思います!