フィリピン留学といえば、セブ島が有名です。リゾート地としても有名なセブ島。アクセスも良くて、名前も知られていて日本人にとって身近なフィリピンです。
でも私はセブ島ではなく、フィリピンのバギオに語学留学に行ってきました。なぜバギオを選んだのか?実際に語学留学に行ってバギオがおすすめな理由をご紹介します。
なぜバギオに語学留学に行ったのか?
英語の勉強に集中したかったから
私がフィリピンに語学留学に行った理由はドイツにワーキングホリデーに行くためです。語学留学から帰国してから1ヶ月後に、ドイツにワーキングホリデーに行くことが決まっていたので、何がなんでも英語力を向上させたかったんです。
バギオは正直フィリピンの中では有名でもないし、都会でもありません。でもセブと違って誘惑が少ない分、英語の勉強だけに集中ができると思いました。また、同じように勉強に集中したい人が来るので、周りの人がそういう意識の高い人だと自分の英語学習のモチベーションも維持しやすいのではと思いました。
暑いところが苦手だから
フィリピンといえば年中温暖な気候です。でも私は暑いところが苦手で、わざわざ暑いところに行きたくないなと思いました。
バギオは 『 フィリピンの軽井沢』と呼ばれる避暑地です。標高が高いため、1年通して、20度前後と非常に過ごしやすい気候です。ちょうど留学に出かける期間が、8月末と日本がまだまだ暑い時期だったので、涼しいバギオに行くことができて、嬉しかったです。
以上の2つがわたしがフィリピンに語学留学に行く前に、いいなと思ってバギオに語学留学に行くことに決めた理由です。
バギオが語学留学におすすめな理由
それではここからは、実際に行ってみてよかった点をお伝えします。
バギオは過ごしやすい気候
バギオは過ごしやすい気温でした。天気のいい昼間は半そででもいいかなという感じですが、基本的には長そでで過ごせます。雨が降ると気温が下がるので、パーカーが便利でした。滞在していた部屋には空調設備はなかったのですが、快適な気温で私にはちょうどよかったです。
中には、寒いと感じる人もいたので、特に雨季に訪れる人はあたたかい上着を持ってくることをおすすめします。バギオでは肌寒い日は、ウルトラライトダウンやパーカーを重宝します。
バギオは治安がいい
バギオはとても治安がよかったです!
バギオはフィリピンの軽井沢と述べましたが、大きな家も多く、裕福な家が多いです。そのため、治安が良くて6週間過ごして、怖いと感じることは1度もありませんでした。
マニラではジプニー(乗り合いのバスみたいな乗り物)に乗るのは危ないので、やめた方がいいと言われていますが、バギオでは問題なく、私も愛用していました。何せジプニーは10ペソと安いんです!
バギオで生活していてレストランやお土産物屋さん・タクシーなどで、1度もぼったくられることはありませんでした。
東南アジアに旅行に行くと、すごい金額を平然とふっかけてくる人も多く、疑心暗鬼になりながら、過ごすことも少なくありません。でもバギオはそんなことが全くなく、タクシーも100%お釣りを返してくれました。
バギオの語学学校は生徒の年齢層が様々
これは学校やタイミングによって違うかもしれませんが、私がバギオで行っていた語学学校は16~38歳と様々な年齢の人が来ていました。アラサーの私は、若者ばっかりでがやがやしていたら、どうしようと思っていました。バギオの語学学校では年齢層が幅広かったので、特に自分の年齢を気にすることなく、楽しむことができました。
ただ、夜ごはんを食べに出かけた時に、騒いでる日本人の若者を見かけたりもしたので、学校やタイミングによると思います。それでもバギオの方が、セブより勉強に集中したい人が多いので、比較的年齢層の高い人もいます。
バギオは物価が安くて、ごはんが美味しい
バギオは物価が安くて、ごはんが美味しくて、最高でした。
基本的に平日は3食学校で食べるので、週末だけ外食をしていましたが、ごはんが美味しくて、安かったです。綺麗なカフェやレストランに行っても、500円以内で食べれますし、ローカルなお店だと100円以下でも十分です。
フィリピンの食事は日本人の舌に合う味付けで、とっても美味しかったです。
ただし、フィリピン人が大好きなジョリビーの甘いパスタだけは無理でした…。
山が近くて、綺麗な景色
バギオは観光スポットや遊ぶ場所は多くありませんが、山が近くて綺麗な景色の場所もあります。
勉強がメインなので、そこまで重要ではありませんが、休みの日に少しお出かけして、綺麗な景色に癒されたので、よかったです。
バギオに語学留学に行く時の注意点
もちろんいいことばかりではありません。気になった点や注意が必要なこともありました。
バギオの雨季はずっと雨
私がバギオに行ったのは、雨季の後半でした。なので、最初の2週間くらいは毎日雨でした。
雨季とはいえ、スコールみたいに降るだけでしょ?って思ってましたが、バギオは1日中雨の日も多くて、偏頭痛に苦しむ生徒もいました。
バギオの雨季は5月中旬~10月初旬ということなので、大学生が夏休みの期間にバギオに語学留学に行くと、毎日雨ということもあるかもしれません。
逆にバギオの乾季は毎日晴れていて過ごしやすいです!
10月に入ってからは、雨季終わったのかなと思うくらい、毎日晴れてほとんど雨が降ることはなくなって、とても過ごしやすかったです。
バギオは空港からのアクセスが悪い
バギオは近くに空港がないため、バギオに留学する場合はマニラの空港まで来て、そこからバスを利用して6~8時間かけて移動することになります。飛行機とバスに乗る時間を合わせるとヨーロッパに行けそうです…。
でもマニラからバギオまでのバスは快適で安いので、移動はそれほど苦ではありませんでした。
バギオは犬が多い
バギオ中心部の街中にはいませんが、少し中心部から離れると犬はもちろん猫も多かったです。
飼い犬なのか、野良犬なのかいまいちわからない感じのがほとんどです。猫は無害なのでいいのですが、犬は万が一噛まれたら狂犬病などリスクあるので怖いです。
基本的に犬の方から襲ってくるということはありませんでしたが、吠えられたことは何度かありました。犬には自分から近づいたりはしないで、もし襲ってきたらということを考えておく必要があります。
まとめ
バギオに留学するメリットとデメリットの両方を紹介しましたが、トータルで考えて
バギオへの留学はおすすめです!
真剣に英語を勉強したい人のための環境が揃っています。
リゾート旅行と語学留学を同時に楽しみたいという人にはセブ島がいいと思います!
でも勉強に集中したいという人にはバギオがおすすめです。そんな方はぜひバギオで、英語力アップを目指してください!