ドイツで生活していると恋しくなってくるのが、日本食。
特に、炊き立てほかほかのごはん(お米)が食べたいなーって思うことがあります。ドイツでは日本のお米に近いお米が簡単に手に入ります。
Milchreis(ミルヒライス)というお米はドイツで、日本のお米に近い味を味わえます。そんなMilchreis(ミルヒライス)とその鍋での炊き方をご紹介します。
Milchreis (ミルヒライス)
ドイツでもアジアンスーパーに行けば、日本のお米は手に入るのですが、いかんせん高いです。ワーホリで節約しながら、生活している身としては、日本のお米は手を出しづらいです。
ドイツで一般的に食べられているお米はタイ米のように、細長いタイプのものが主流で、スーパーにもたくさんの種類が並んでいます。でも日本人からするとパサパサのお米じゃなくて、ふっくらもちもちのお米が食べたいですよね。
そんな時に、救世主になってくれるのがドイツのMilchreis(ミルヒライス)です。
Milchreisは直訳すると牛乳ごはんです。ドイツでは、ごはんを牛乳で甘く炊いたものをスイーツとして食べます。Milchreisはスイーツ用のお米です。Milchreisが日本米に近いんです!
どこのスーパーにも売っています。デザートのコーナーではなく、お米のコーナーにひっそりと並んでいることが多いです。
私はEDEKAで買いました。500gで0.59€とお手頃な価格です。REWEでもja!の商品が置いていました。この写真はもはや、両側お米でもないですね。他のお米と肩を並べることもできない可哀想なMilchreis…。
Milchreisはスーパーのプライベートブランドが安いです。他にもビオのMilchreisもありますし、価格はお店によって様々です。
Milchreisを炊いてみよう
Milchreisの見た目は日本米そのものです。軽く洗米して、炊きます。
私はたまたま今住んでいるお家に炊飯器があるので、炊飯器を使用しましたが、もちろんお鍋でも簡単に炊くことができます。
残念ながら軽量カップがないので、コップに入れて量りました。コップの大きさにもよりますが、お米と水の量は1:1.5です。お水は少なめだと固くなりやすいので、悩んだら気持ち多めに入れた方がいいです。
炊飯器があればMilchreisの炊き方はとても簡単です。日本のお米と同じように、水と米を入れてスイッチオンのみです!
炊きあがるとこんな感じで、匂いも見た目も日本のお米そのものです!
Milchreisのお味は?
炊き立てほかほかのごはんをいただきました。
Milchreisのふっくらして、もちもちとした食感は日本のお米そのものです。味も問題なく美味しいです!
ドイツで、気軽に懐かしの日本のお米を味わえるとは!!!
ただMilchreisは日本の美味しいお米と比べると、やっぱり日本の美味しいお米には勝てません。でも全然美味しく食べれる味です。何よりスーパーで気軽に安い価格で購入できるというのがありがたいです。
だいたいどこのスーパーも安いMilchreisは500g入りのものしかないのが、少し残念です。500gだとすぐに食べきってしまうので、せめて1kgのがあればいいんですが、たぶん1kgもMilchreis作る人がいないんでしょうね。
鍋で美味しくMilchreisを炊く方法
お鍋でもMilchreisを炊いてみました。水の配分は炊飯器と同じで、お米に対して、お水は1.5倍にしてください。蓋付きの鍋が必要です。
- 鍋の蓋をして水が沸騰するまで、中火にかける
- 鍋からぶくぶくと音がするか、蓋から泡がこぼれたら、吹きこぼれない程度に沸騰させたまま、2分炊く
- 少し火を弱めて、更に3分炊く
- 弱火にして、5~7分炊く
- 蓋を開けて、水分が残っていないかを確認して、なければ炊きあがり!
まだ、水分が残っていたら、弱火のまま追加で加熱 - 炊き上がったら10分蒸らしますが、鍋内の温度が下がっているので、蓋を占めて、15秒ほど中火にかけたら、火を切って10分蒸らす
- 完成!
炊きあがってかき混ぜましたが、しっかりとふっくら炊き上がりました!炊飯器がない場合は、鍋でも簡単に炊くことができます。
まとめ
初めてMilchreisを食べた時に「日本の米は世界一!!」って曲が頭を流れました。うん。やっぱり日本の米が1番美味しいんです!
でも普通にMilchreis美味しいです。ドイツに来て早々に美味しいお米を味わえる思っていなかったので、嬉しすぎてちょっと泣きそうになりました。
ドイツはパンも美味しいので、パンとごはんとパスタといろんな主食を楽しめます。ごはんを炊くという作業は少しめんどくさかったりもしますが、日本人としてはたまにはMilchreisを食べたいと思います。
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