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海外で運転するために「国際運転免許証」を取得する方法・必要な物

広々とした壮大な景色の中を車で走り抜けるという夢を叶えるために必要な『国際運転免許証』の取得方法と必要なもの・有効期間・運転できる国についてご紹介します。

私もドイツにワーキングホリデーに来るにあたって、海外でも運転するんじゃなかろうかと、国際運転免許証を取得しました!

最初に言っておきます。ドイツは国際運転免許証で運転できる国には含まれていません!

国際運転免許証(国外運転免許証)とは

海外で車を運転するための免許です。日本で発行した免許をもとに海外で運転することのできる免許を発行する場合は、正式には国外運転免許証と呼ばれます。ただし全てを国際運転免許証と呼ぶことが一般的です。国際運転免許証を所持していれば、その国の免許を取得していなくても、車の運転をすることができます。

国際運転免許証の対象国は原則、ジュネーブ条約を締結している国のみです。国によってはジュネーブ条約を締結していないが、短期旅行者に対して国際運転免許証を有効にしている国もあります。

ジュネーブ条約は、「道路交通に関する条約」で、1949年にジュネーブで開催された道路輸送および自動身輸送に関する国際連合会議 で採択されました。

ジュネーブ条約を締結していて国際運転免許証で車の運転ができる国

ジュネーブ条約を締結していて国際運転免許証で運転をすることができる国は日本を含めて97ヵ国に上ります。(2019年3月11日)

アジア(10)フィリピン、インド、タイ、バングラディシュ、
マレーシア、シンガポール、スリランカ、カンボジア、
ラオス人民共和国、大韓民国
中近東(7)トルコ、イスラエル、シリア、キプロス、ヨルダン、
レバノン、アラブ首長国連邦
アフリカ(26)南アフリカ、中央アフリカ共和国、エジプト、ガーナ、
アルジェリア、モロッコ、ボツワナ、コンゴ民主共和国、
コンゴ、ベナン、コートジボワール、レソト、マダガスカル、
マラウイ、マリ、ニジェール、ルワンダ、セネガル、
シエラ・レオネ、トーゴ、チュニジア、ウガンダ、ジンバブエ、
ナミビア、ブルキナファソ、ナイジェリア
ヨーロッパ(34)英国、ギリシャ、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、
オランダ、フランス、イタリア、ロシア、セルビア、
モンテネグロ、スペイン、フィンランド、ポルトガル、
オーストリア、ベルギー、ポーランド、アイルランド、
ハンガリー、ルーマニア、アイスランド、ブルガリア、
マルタ、アルバニア、ルクセンブルク、モナコ、サンマリノ、
バチカン、キルギス、ジョージア、チェコ、スロバキア、
スロベニア、リトアニア
アメリカ(15)アメリカ合衆国、カナダ、ペルー、キューバ、エクアドル、
アルゼンチン、チリ、パラグアイ、バルバドス、
ドミニカ共和国、グアテマラ、ハイチ、トリニダードトバゴ、
ベネズエラ、ジャマイカ
オセアニア(4)ニュージーランド、フィジー、オーストラリア、
パプアニューギニア
特別行政区等(12)香港、マカオ、フランスの海外領土、アルバ、キュラソー島、
シント・マールテン、ケイマン諸島、マン島、ガーンジー、
ジャージー、ジブラルタル、アメリカ合衆国の海外領土

国際運転免許証の取得方法

国際運転免許証の取得に必要なもの

  • 運転免許証
    ※免許停止処分を受けている方や受ける予定のある方は取得できません
  • 写真 1枚(縦5センチメートル×横4センチメートル、無帽、正面、上三分身、無背景、枠なし、申請前6か月以内に撮影したもの。)
  • パスポート等渡航を証明する書類
    ※海外で運転する予定がある場合のみ取得できることになっていますが、パスポートの提示と行き先の国を記入するだけで大丈夫です。
  • 古い国外運転免許証をお持ちの方は、その国外運転免許証もお持ちください。

写真はそのまま国際運転免許証に貼り付けることになります。カットしていかなくても、その場でカットしてもらえました。また私はちょっと寄り気味の写真で、顔が大きかったんですが、「ちょっと近いけど、まぁ大丈夫!」って言ってそのまま貼り付けてもらえました。担当者によって判断が異なる可能性があるので、確認して準備するようにしてください。

国際運転免許証取得費用

国際運転免許証発行にあたり手数料として、2,350円がかかります。

別途自分で用意する国際運転免許証用の写真にも費用がかかりるので、合計2,500円以内で取得することができます。

国際運転免許証を取得できる場所

国際運転免許証は取得は免許証に記載されている都道府県でのみ申請が可能です。

  • 警察署の運転免許課
  • 運転免許センター
  • 運転免許試験場

受付している時間帯や曜日は各都道府県や申請先によって異なりますので、必ず申請先の受付時間を確認してください。

国際運転免許証の有効期間

国際運転免許証の有効期間は1年間です。

1年以上海外に渡航される方は途中で期限が切れてしまうので、ご注意ください。

期限が超過した国際運転免許証は返却義務があります。即時返却する必要はありませんが、返却していないと再度国際運転免許証を発行したい時にできない場合があるので、期限が切れた場合、帰国時に返却するようにしましょう。

国際運転免許証申請当日の流れ

私が国際運転免許証を申請に行った際の流れをご紹介します。

  1. 申請場所に行って、受付を行う(番号を発券してもらって呼ばれるのを待つ)
  2. 案内を聞いて申請書の記入を行う
  3. 手数料を支払って、支払い証明書を受け取る
  4. 全ての書類を窓口で提出する
  5. 国際運転免許証を受け取る

国際運転免許証の取得は非常にスムーズでした。30分程で全ての手続きを終えることができました。私は免許更新センターで取得しました。行くのが初めての場所だったので、緊張していましたが、係の方々はみなさん優しくて、無事免許を取得することができました。

ただ、緊張のあまり免許センターに忘れ物をしてしまって、パニックになったりもしたんですが、それも保管してくださっていて、すぐに回収できました。緊張する必要はない場所なので、落ち着いて行ってください。

国際運転免許証

国際運転免許証は紙の冊子です。受け取り時に氏名・出生地・生年月日・住所に間違いがないか確認してください。

顔写真の下にSignature du titulaireと書かれています。文字の上にサインを記載する必要があります。免許センターでは氏名をローマ字の筆記体で記入するように、指示されるので、記入しておいてください。

国際運転免許証は想像していたより頼りない感じの紙の冊子ですが、これはジュネーブ条約に定められた形式で作成されたものです。これを提示することで、海外でも運転することが可能です。

国際運転免許証はドイツは対象外

ドイツはジュネーブ条約に加盟していないため、国際運転免許証での運転はできません。

ドイツで運転するぞ!と意気揚々と免許センターに行きました。申請書類を記入する際に、行先の国を記載する欄があって、ドイツって記入して提出したところ、「ドイツって国際運転免許証では運転できないんだよね。他の国に書き換えてもらえる?」って言われてその時初めて知りました…。

その代わりに、ドイツ入国後6カ月間は国際運転免許証と日本の運転免許証を所持していれば運転することができます。

国際運転免許証だけでは運転することができないので、ご注意ください。

まとめ

国外運転免許証は素早い対応で、スムーズに取得することができました。用意する書類も少ないですし、その場で受け取ることができるのがありがたいです。

運転することができる国の数も多いです。海外での運転はルールやマナーを理解しておく必要がありますが、運転できると行動範囲や自由度が広がります。

海外でも国外運転免許証を取得すれば、運転することができるので、取得して運転してみてください!

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