海外でワーホリをしてみたい!という人は多いと思います。ドイツにワーホリビザで滞在した経験をもとに、ドイツ(ベルリン)で生活をするために、1ヶ月あたりどれくらいの費用がかかるのかご紹介します。
また私はワーホリビザで滞在していましたが、今回ご紹介する費用はドイツで語学学校に通いながら生活する費用なので、語学留学の方もぜひ参考にしてください。
ドイツにワーホリ・語学留学でかかる費用の項目(1ヶ月)
ざっくりとドイツにワーホリ・語学留学をする際に発生する費用の項目は下記の通りです。
- 住居費
- 学習費
- 交通費
- 食費
- 生活用品
- 通信費
- 趣味・交際費
海外でワーホリや語学留学をする際に、発生する費用は大きく分けて、上記6つです。今回は、渡航費や保険代等は除いた1ヶ月生活した際に必要な費用についてです。
ドイツでの住居費
ドイツにワーホリや留学に来た際に、滞在する方法は複数あります。それぞれ料金は異なります。
- 個室の部屋を借りる:700ユーロ~
- 語学学校や大学の寮に入る:300~600ユーロ
- WG(ルームシェア)を借りる:350~600ユーロ
金銭面に余裕のある人は完全に独立した個室を借りることもできるかもしれませんが、他の方法に比べると高額になります。
一般的に単身で、ドイツに滞在される方の多くはWGというルームシェアのように、アパートの部屋の1室と共用スペースを間借りする方法を利用されています。かくいう私もWGを利用していました。
都市によって料金は異なりますが、WGを借りた場合の相場は350~600ユーロくらいです。この金額に光熱費やインターネット料金が含まれていることが多いです。
ドイツでの学習費
ドイツにワーホリに来た人の多くは、ドイツ語を学ぶために語学学校に通います。学習にかかる費用は大きく2つ。
- 語学学校の代金:200~600ユーロ/月
- テキスト代:10~20ユーロ/月
語学学校の料金は学校によって大きく異なります。比較的安いとされているのが、フォルクスホッホシューレ(Volkshochschule)と呼ばれる市民学校です。クラスや時間によって異なりますが、1ヶ月200ユーロ程で通うことができます。
私立の語学学校は料金が高い傾向にあります。ただしベルリンは移民が多く、語学学校が非常に多く、価格競争が激しいので、私立の語学学校でも安価です。私の通っていた語学学校は1ヶ月240ユーロでした。小さな都市になると、私立の学校は高くなりがちです。
語学学校の料金以外に、授業で使用するテキスト代が別途10~20ユーロかかります。
ドイツでの交通費
生活していく上で交通費がかかります。電車やバスを利用した場合、1ヶ月に30~70ユーロ程かかります。
交通機関を利用する機会が多い人は、定期を購入するのがおすすめです。
交通費を最も抑える方法は、自転車や徒歩で移動する方法です。自転車は初期投資をすれば後は、故障しなければ追加費用をかけずに、広い範囲を無料で移動することができます!
私は55ユーロで自転車を購入して、よっぽど天気が悪くない日以外は自転車で走り回っていました。
ドイツでの食費
ドイツは外食は日本と同じか少し高い金額です。外食が多いと費用はかさんでしまいますが、自炊をすれば費用をぐっと抑えることができます。
なぜならドイツはとても食材が安いんです!スーパーでは、ニンジン1kgが1ユーロ、ジャガイモや玉ねぎなども1kg 1.5ユーロくらいで買えてしまいます。牛乳やヨーグルト、チーズ、バターなどの乳製品も安いですし、お肉もお手頃です。カゴいっぱいに食材を購入しても1000円くらいで買えちゃいます。
青空市場に行けばもっと安く購入することもできます。ドイツは野菜や果物が本当に安いので、日本に帰国してから、高すぎてびっくりしているくらい。
食費は100~300ユーロくらいです。しっかり自炊すれば100ユーロ以内に抑えることもできます!
ドイツでの生活用品
購入頻度は高くありませんが、シャンプーやトイレットペーパーなどの生活用品も定期的に購入する必要があります。1度購入するとしばらく使用することができるので、1ヶ月10~20ユーロ見ておけば間違いありません。
トイレットペーパーやシャンプーなどの生活用品は日本より安いです。スキンケア用品もお手頃で質の良いものが多く、ありがたい!
ドイツでの通信費
ドイツでは多くの場合、借りた部屋にWi-Fi環境が整っています。というかWi-Fi環境がない住居はやめた方がいいと思います。
なので、自宅での通信費はかからないとして、スマートフォンを利用する費用がかかります。
携帯電話のキャリアは複数ありますが、いずれも月額10~20ユーロです。簡単に契約できて、安価なのでとてもありがたいです。
ドイツでの趣味・交際費
ワーホリや留学をする際に、考えておく必要があるので、一応項目に入れましたが、本当に人それぞれです。
自分のやりたいことや趣味にどれくらいの費用がかかるか考えて、予算を設けておきましょう。
一応50~300ユーロとしておきます!
ドイツで1ヶ月生活をしたときにかかる費用合計
項目 | 金額 |
---|---|
住居費 | 350~600 |
学習費 | 210~620 |
交通費 | 10~70 |
食費 | 100~300 |
生活用品 | 10~20 |
通信費 | 10~20 |
趣味・交際費 | 50~300 |
雑費 | 20 |
合計金額 | 760~1950ユーロ |
それぞれの項目でかなり幅を持たせているので、金額合計に大きな幅が出ています。ワーホリ費用を抑えることができるかの最大のポイントは、安いWGを借りれるかですね!
家賃にもよりますが、1ヶ月10万円の予算を考えておけば安心です。私は月によりますが、家賃月額350ユーロのところに住んでいる時は、1ヶ月10万円いないにおさまっていました。
今回の費用は私がドイツのベルリンに滞在した際の経験をもとに試算しています。ベルリンより物価の高いミュンヘンやハンブルクでは高くなりますし、地方の都市に行けば安くなります。
まとめ
10万円を高いと考えるのか、安いとかんがえるのかは、微妙なところですね。ベルリンで生活してみた感覚としては、「日本よりお金をかけずに生活できるな」でした。
食材は安いし、飲食店もカフェやケバブはお手頃です。友達と遊ぶってなってもお酒を買って川沿いで飲んだりとそんなにお金はかかりません。お金をかけなくても楽しいって本当にいいなって思います。
ただ、あまり節約を意識しすぎるとしんどくなってしまいますので、旅行に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、適度な息抜きをしながら、ドイツでの生活を楽しんでみてください!