ワーキングホリデー

アラサーが会社を辞めてドイツにワーキングホリデーに行くことにした理由

こんにちは!ベルリン在住アラサーのSayuriです。

ドイツに来る前も、来てからもよく聞かれるのが「なぜドイツにワーキングホリデーに行くことにしたの?」です。

ドイツで生活している人は様々な理由があると思います。いろんな理由でワーキングホリデーに行く人がいると思うので、私がなぜこのタイミングで会社を辞めて、ドイツにワーキングホリデーに行くことにしたかをご紹介します。

めちゃくちゃ個人的な私の考え方やワーホリに来た理由と思って読んでください。

海外で生活してみたい!

幼い頃から海外への憧れが強かった

小さな頃からマンガや本を読むのが大好きで、映画や海外ドラマもしょっちゅう見ていました。

特に好きだったのは、ファンタジー!小さい時に「ハリーポッター」にハマって、古い建物や不思議な世界に憧れました。

母が海外ドラマが大好きだった影響もあり、家ではしょっちゅう海外ドラマを見て、こんな風に海外でドラマのように生活してみたいと思っていました。

あくまで映画やドラマの世界とは、わかっていましたが、日本とは全く異なる景色や文化がある社会は、私にとっては異世界のようでした。

そのため、中学生くらいからずっと留学に行きたいと思っていて、その気持ちは社会人になっても変わらず、ドイツで生活を始めるまで、ずっと心の片隅に海外で生活してみたいという思いがありました。

補習に呼ばれるほど壊滅的な英語力

ずっと海外に行きたい!と思うのは、いいんですが、問題なのは壊滅的な英語力

中学生時代はとてつもなく、頭が悪く、特に英語は補習に呼ばれるほど壊滅的でした。そのため、中学や高校で短期間の留学プログラムがあり、申込ましたが、当然英語の成績が悪い私は、プログラムに参加することができませんでした…。

そこで、自分で海外に行くために、英語の勉強を開始して…となればよかったんですが、最初につまづいた英語はどうやって勉強しなおせばいいのかわからず、高校生になってもなんとかテストで悪い点数を取らないために、勉強するので精一杯でした。

高校生になってからは、勉強方法がわかり、他の教科は成績が向上しましたが、中学生でつまづいた英語は、ついていくの精一杯で、いつまでたっても、英語はできないままでした。

それでいて、自分で努力をすることもなく、留学に行けば英語を話せるようになる!と何か勘違いをして、親に学校を休学して1年から留学に行きたいって言ったりしましたが、今考えると自分でできる努力をすることもなく、親のお金に頼って、海外に行きたいなんて、本当にバカな考えだと思います。

その後も英語を喋れるようになりたいという気持ちはありつつも、勉強を継続することができず、相変わらず英語ができないままでした。社会人になって2、3年お金を貯めたら留学しようと思っていましたが、周りの環境や英語ができないままで行って大丈夫だろうかという不安もあり、タイミングを見失っていました。

今思えば、勉強やれ!とりあえず海外に行ってみろ!って思うんですけど、それができずにここまで来てしまいました。なおいまだに英語はあまりできないので、改善の余地ありです…。

年齢的にワーキングホリデーに行けるギリギリだった

ワーキングホリデービザの申請ができるのは、30歳までです。31歳の誕生日までなら、申請が可能です。

留学に関しては、語学学校に通えば、滞在の許可が下りますし、必ずしもワーキングホリデーでなければ海外に行けないわけではありません。

ただし、比較的ビザが取りやすく、語学学校に通わなくては行けないという制約もなく、働こうと思えば働くことができるワーキングホリデービザはとても便利です。

年齢的に、このタイミングを逃したら、一生ワーキングホリデーには行けないし、もしかすると一生海外で生活することができないかもしれないと感じていました。

会社を辞めたかった

2019年11月に会社でチーム編成が変わり、私のチームは他のチームに吸収され、上司やチーム員が変わりました。業務内容自体は大きな変化はなく、業務量に余力があったので、自分がやっている仕事に追加して、新たなチームの仕事も率先して引き受けていました。

最初は、せっかく業務の幅が広げれる機会ができたし、頑張ろうと思っていました。ところが、新しい上司が最悪でした!笑

部下の仕事を確認も把握もしないし、飲み会やイベントの時だけ張り切ってべろべろになるし、上司だけど責任は取りたくない!などなど、あげればキリがありません。極めつけはパワハラです。

とはいえ、私も黙っているタイプではないことと、周りの人たちが良い人ばかりだったので、なんとか働いていました。

見るに見かねた他チームの先輩が、部長に話をしてくださったおかげで、異動の話もいただきましたが、辞めたいという気持ちがすでにあり、もし異動すると当面は会社が辞めれないし、ワーホリに行くこともできなくなると思い、会社を辞めるという選択をしました。

なんのしがらみもない

ずっと海外に行きたいと思っていましたが、なんだかんだタイミングが合わないことを言い訳にして、ここまで来てしまいました。

私の場合、仕事が楽しい時期があって、もう少し続けたいと思ったり、恋人と順調でこのまま結婚かな?って思ったりしていました。

私が海外に行こうと思ったきっかけは、3年近く付き合ってた恋人との別れです。2019年1月に恋人と別れたタイミングで、今後どうしていこうかな3つの選択肢を考えました。

1つ目は「転職活動をする」、2つ目は「婚活をする」、そして3つ目が「海外に行くでした。

最終的にワーホリに行くことを決断したのは、別れてからもう少し後になりますが、身軽にいろいろなところに行ける1人になったというのも、大きな理由です。

ドイツで暮らしたい!

ペーター教会 ミュンヘン

大学生頃から海外旅行にはまり、渡航した国の数はそれほど多くありませんが、毎年1回は海外旅行に行っていました。今まで行った国は15ヵ国の中で、唯一生活したみたいと思った国がドイツでした。

2012年夏の終わりごろに姉と2人で旅行に出かけたのが、ドイツでした。

それまでは、海外旅行はツアーで参加することが多かったですが、この時初めて、航空券からホテル、交通機関と全て自分たちで手配して旅行に行きました。最初に降り立ったハンブルクでは母の友人が夕食に連れて行ってくださり、シャルケの試合にも連れて行ってもらいました。

初めて自分たちで自由に過ごす旅行だったことや姉との2人旅ということもあるかもしれませんが、ドイツの空気感は居心地がよく、漠然と「ドイツで暮らしてみたい」と思いました。

その後も様々な国を旅しましたが、どの国も美しく、いい点はありますが、日本の快適さや居心地の良さには勝てず、私にとって住みたいと思える国はありませんでした。

行ったことのない国はたくさんありますが、初めて訪れた際に感じた「ドイツでなら生活できそう、暮らしたい」という直観を大切にしたいと思いました。

ドイツはワーキングホリデービザの取得が簡単

日本はオーストラリアやイギリス、カナダなど20ヵ国以上の国でワーキングホリデービザを取得することができます。

なんといってもヨーロッパでワーホリの人気が高いのは、ワーホリビザの発給数が限定されているイギリスです。英語圏でワーホリができる唯一の国です。正直イギリスにすごく興味があったわけではありませんが、ヨーロッパに行きたい&英語の勉強はしたかったので、一応イギリスのワーホリビザは応募しましたが、当然落選しました。

その時からEU離脱が決まっていましたし、イギリスのワーホリに行きたい人はとても多いので、正直なところ、落ちてよかったなと思っています。

一方ドイツはワーホリビザの取得が簡単です。応募条件に当てはまり、書類さえきちんと揃えれば、ビザの取得ができます。また、日本の大使館や領事館で申請ができるのも魅力です。

ドイツは比較的物価が安い

ヨーロッパでワーホリができる国の中で、ドイツは比較的物価が安いです。レストランの価格は日本より少し高いくらいですが、日用品や食品は日本より断然安いです。

1年間暮らすということを考えると滞在費用を極力抑えることができるというのも魅力的でした。

実際、ドイツに来てみると、自炊をすれば生活費も抑えられますし、お手頃なレストランもたくさんありますし、とても生活しやすいです。カフェとかは正直日本より安いくらいです!

都市によって、物価の差はあると思いますが、比較的ドイツはヨーロッパの中では生活しやすい物価です。

ちなみに、ベルリンで出会ったパリでワーホリをしている女の子の家賃を聞いて、パリは絶対無理だと思いました。

ヨーロッパをゆっくりと見たい

約2年ほど前にハマり始めたカメラ。毎週末に、車でカメラ友達といろいろな場所を巡りました。住んでいたのは、京都ですが、北は青森、南は鹿児島まで車で走り回って、いろいろな景色を見ました。

そこで感じたのが、まだまだ見た事のない景色がたくさんあるということです。思い切って世界一周に行く!というのもあったのかもしれませんが、私は特にヨーロッパの景色が好きで、ヨーロッパをゆっくりと見たいと思いました。

ドイツでのワーホリはヨーロッパの様々な景色や文化を体験しながら、海外で生活ができるという私にはうってつけの手段でした。

今はまだヨーロッパのいろいろな場所を見れていませんが、春頃から徐々に、行動範囲を広げて、たくさんの写真を撮りたいと思っています!

まとめ

ここまでなぜ仕事を辞めて、ドイツにワーホリに来ることにしたのかを書いてきました。1つの目標があって、ドイツに来る人もいるかもしれませんが、私はそうではありませんでした。

特に大きな理由は「ヨーロッパの様々な場所の写真を撮りたい」と「ドイツで生活をしたい」という2つですが、様々な要因が重なり合って、この決断に至りました。

きっと今ワーホリに行かないと、海外に行く機会を逃してしまって、永遠に海外に行きたかったって気持ちだけが残ると思いました。会社で働いて、結婚して、家庭を築いていくっていうのは、それはそれで幸せだと思いますが、きっと心の中で、行きたかったって思い続けると思ったので、それを解消することにしました。

大きな理由がなければ、ワーホリに行っちゃダメってことないですし、行きたいと思ったら、行くのが行けばいいんです!

ワーホリ中にどんなことをするのか、ワーホリが終わった後にどうするのか、不安はつきませんが、なるようになるし、なるようにしかならないです。

私は、正直上手くいかないこともあって、落ち込むこともありますが、来てよかったと思っていますし、これからも後悔しないように行動していきたいです。まだドイツでのワーホリ生活は3ヶ月、最終的にどうなるかは、1年後にわかります!

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