京都の老舗ホテル「ウェスティン都ホテル京都」の数寄屋風別館「佳水園」が2020年夏にリニューアルオープンされました。
佳水園はかの有名な川端康成が執筆の際に度々利用されていた宿なんです。
そんな歴史があり、ホテル内でありながら旅館にいるかのような贅沢な和の空間を楽しめる佳水園に宿泊してきましたので、その時の様子をご紹介します!
ウェスティン都ホテル京都「佳水園」とは
ウェスティン都ホテル京都「佳水園」は京都市内の東山地区に位置します。1890年創業の歴史があり、日本のみならず海外からも著名人が利用する格式あるホテルです。
そんなホテル内にある数寄屋風別館が佳水園です。
ホテルのエレベーターに乗り7階へ。ホテルの部屋を通り過ぎ外に出るとホテル内にいるとは思えない和の門構えがお出迎え。
佳水園のお庭
佳水園の設計は日本を代表する建築家・村野藤吾。佳水園の建物で取り囲まれた中庭は醍醐三宝院の庭園を模して作られました。
白砂の庭には緑で瓢箪と杯が描かれています。
他にも庭園内には東山から水をひいて作られた小川白楊作の滝の流れる庭もあり、お庭だけでも見応え十分です。
佳水園のお部屋
佳水園のお部屋は全12室全てがスイートルーム!以前より部屋数を減らして1つあたりの部屋の大きさを広くしたため、非常に贅沢な作りになっています。
私が今回宿泊したのは川端康成が執筆時に利用されていたという豪華なお部屋「月7」です。
ウォークインクローゼットだけで暮らせそうな広さです。
お部屋にはヒノキ風呂と天然温泉
何より嬉しいのがお部屋で温泉に入れること!
蛇口をひねれば天然温泉が!広々としたお風呂で好きな時間にゆっくりと温泉に入ることができます。
贅沢すぎる!せっかくなので夜と朝の2回お風呂に入ってしまいました。泉質は単純泉ですが、京都のホテルのプライベート空間で温泉が楽しめるのは本当に贅沢以外の何者でもありません。
佳水園のアメニティはSOTHYS(ソティス)
佳水園のアメニティはオリジナルの歯ブラシや手拭いの他にSOTHYS(ソティス)のアメニティが用意されていました。
SOTHYS(ソティス)はフランス生まれのブランドです。私は実は初めて聞いたのですが、いわゆるドクターズコスメというやつです。
エステティックサロンのみで販売されているということもあり、知名度は低めですが、品質にこだわった化粧品ブランドです。
初めて使ったのですが、香りもよくて肌馴染みも良くて、ちょうどいいサイズでとっても重宝しています。
ポーチも使いやすくてここにヘアオイルを追加して、旅行に行く時に持ち歩いています!
佳水園の朝食
佳水園は夕食はついていませんが、朝食はプランに含まれていました。夕食も別途注文できたりするみたいですが、せっかく京都に宿泊するなら少し足を伸ばして外にごはんに行ってもいいかもしれませんね。
朝食はホテル2Fにあるダイニング「洛空」でいただきます。
東山が見える大きな窓のあるレストランです。
朝食は和朝食・アメリカンブレックファスト・エッグベネディクトの3種類から選ぶことができました。
こちらは完全に和食に見えますが、アメリカンブレックファストなんです!
卵料理が目玉焼きやだし巻きなどから選べて、パンの他におにぎりが選べるんです!
おにぎりは中の具も選べるという至れり尽くせり。
エッグベネティクトも見た目も味も美味しかったです!
どちらもしっかりとボリュームがあって、朝から大満足の朝食でした。
新型コロナウイルスの前はビュッフェ形式だったみたいなので、またコロナが落ち着いたらビュッフェ形式に戻るかもしれません。
朝のすがすがしい景色を見ながら食べる朝食は至福の時間でした!
佳水園のお土産
大満足でチェックアウトをして帰ろうとしたところいただいたのが、お土産。
佳水園のマークの入ったお箸と手拭い・緑寿庵清水の金平糖をいただきました。
ちょっとした品ですが、こういった気遣いが嬉しいです。
佳水園に宿泊して
今回は仕事の関係で佳水園に宿泊することができました。
贅沢でありながら、厳かで居心地のいい場所でした。個人的には何より温泉に入れたのが嬉しかったです。
ただお値段もなかなかなので、通常では私には手の出せない価格帯のホテルです。きっと海外の富裕層に人気が出そうですね。
ホテルと旅館のいいとこ取りなので、外国人の方に特におすすめしたいと思いました。また機会とお金があれば行ってみたいですね!
お部屋の様子を詳しく動画でご紹介しています!