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天空の城「ホーエンツォレルン城」の絶景雲海スポット・撮影場所

ホーエンツォレルン城 夕陽 日の入り

日本の天空の城と言えば、一時期話題になった「竹田城跡」が有名です。ドイツの天空の城と言えば、「ホーエンツォレルン城」です。

ドイツ三大名城・美城の1つ名を連ねるホーエンツォレルン城は、天候に恵まれれば雲海の中に浮かぶお城を見ることができます。美しいホーエンツォレルン城の雲海スポットと撮影場所の行き方と撮影方法をご紹介します。

ホーエンツォレルン城とは

ISO100 300mm F7.1 1/25秒

ホーエンツォレルン城(Hohenzollern Castle)は、ドイツの南西部に位置するシュヴァーベン地方のホーエンツォレルン山に建てられたお城です。プロイセン王国の祖となるホーエンツォレルン家の居城です。

現在のホーエンツォレルン城は フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の命で、1867年に再建されたものです。初代ホーエンツォレルン城は12世紀にはこの場所にすでにお城があったとされていますが、その後、破壊や戦争を乗り越える過程で、2度再建が行われています。

ホーエンツォレルン城は現在、ホーエンツォレルン家の子孫が所有・管理を行い、博物館として公開されています。

ホーエンツォレルン城の撮影スポット

360度どこから見ても美しいホーエンツォレルン城の撮影スポットをご紹介します。

ホーエンツォレルン城の麓からお城を見上げる

ISO100 72mm F11 1/125秒

まず1つ目の撮影スポットは、ホーエンツォレルン城に向かう道の途中にあります。車で道路を走っていると山の上にそびえたつホーエンツォレルン城を眺めることができます。

道の途中に車を停めるスペースがあるので、車を停車させて、ホーエンツォレルン城を見上げてみましょう。こちらのスポットはおまけみたいなものです。せっかくなので、立ち寄りましょう。

撮影スポットの場所

ホーエンツォレルン城を麓から見上げることができる場所は、無料駐車場の近くです。無料駐車場に車を停めて、歩く事も可能です。

ホーエンツォレルン城を見下ろす絶景雲海スポット

ISO1600 91mm F5.0 1/20秒

ホーエンツォレルン城を最も美しく見ることができるのが、雲海を見ることができる場所です。ホーエンツォレルン城が天空の城と言われる景色を見ることができます。

ホーエンツォレルン城を見下ろすことができる場所は、Zeller Horn(ツェラー・ホルン)です。アルプシュタットに位置するツェラーホルンは、ホーエンツォレルン城の南にあります。

ツェラーホルンはホーエンツォレルン城より高い場所にあり、開けた場所なので、ホーエンツォレルン城と広大な大地を眺められます。

ツェラーホルンへのアクセス方法

ツェラーホルンはホーエンツォレルン城から歩くと、片道1時間以上かかります。標高差もあるので、ホーエンツォレルン城からツェラーホルンへアクセスするのはあまり現実的ではありません。

  • レンタカーもしくは自家用車
  • 電車を利用してBisingen(ビジンゲン)駅からタクシー

上記いずれかでのアクセスがおすすめです。私はレンタカーを借りて行きました。

Berghotel Zollersteighof(ベルクホテルツェラーシュタイクホフ)

まずはBerghotel Zollersteighof(ベルクホテルツェラーシュタイクホフ)を目指します。ベルクホテルはレストラン兼ホテルです。こちらの隣にある駐車場からのアクセスがツェラーホルンに最も近いです。ホテルからは徒歩15分ほどで、ツェラーホルンにアクセスできます。

駐車場からツェラーホルンへの行き方

車はこちらの駐車場に停めましょう。

駐車場のところで、まず分岐が分かれています。看板には左側に行くとツェラーホルンに行けると表示があります。右側から行っても、左側から行ってもツェラーホルンに行くことができます。

右側から行く場合は、開けた道を歩いて、左の林の中を抜けることになります。こちらの方が少し距離が近いので、おすすめです。

ツェラーホルンまでの道は綺麗に舗装されているので、とても歩きやすいです。道を1番先まで進んでいくと、ツェラーホルンにたどり着きます。

Google mapでZeller Hornと検索すると、撮影スポットが表示されるので、スマホが利用できる人は、それを目標にして向かってください。

ホーエンツォレルン城の朝夕夜

ツェラーホルンからホーエンツォレルンを朝夕夜の3回撮影してきました。いずれの時間も美しかったです。

ホーエンツォレルン城の朝

ISO100 300mm F5.6 1/60秒

私が訪れたのは1月です。太陽の位置的にホーエンツォレルン城と太陽を同時に撮ることはできません。ピンク色に染まる空と朝陽に照らされ始めるホーエンツォレルン城です。

残念ながら、この日は雲海は見ることができませんでした。雲海は明け方に最も発生しやすいためん、もし雲海を見たい人は明け方を目指していくようにしましょう。

ホーエンツォレルン城の夕景

ISO100 53mm F10 1/4秒

夕陽に染まる空とホーエンツォレルン城です。冬の時期は太陽の位置的に夕陽とホーエンツォレルン城を撮ることができませんが、夏頃には太陽の位置がずれるために、ホーエンツォレルン城と夕陽を絡めて写真を撮ることができます。

ホーエンツォレルン城と星空

ISO5000 34mm F4.0 8.0秒

ホーエンツォレルン城は真夜中もずっとライトが点いています。道路の街灯がかなり明るく、星空の撮影をしようとすると大きな影響を受けます。

また街灯りも大きく影響するため、星空の撮影は難易度が高いです。この時は、角形フィルターも明るいレンズも持って行っていなかったので、厳しかったです。かなり悔やまれる写真です…。

でもホーエンツォレルン城と天の川の撮影は可能です。もし撮影したい人は、リバースのフィルターと明るい標準レンズを使用することをおすすめします。

ちなみにツェラーホルンに向かう道はとても暗いです。懐中電灯などの準備が必要です。逆にとても暗いので、よく星が見えます。ただの道でもこれくらい星が見えるので、天体観測におすすめです。

ISO3200 24mm F4.0 30秒

雲海の発生条件

ホーエンツォレルン城にせっかく行くなら、見たいのが雲海です!雲海は一定の気象条件が揃うことで発生します。

気象

雲海は、夜によく晴れて放射冷却が起きて、気温が下がったときや前日に雨が降り湿度が高い日、風がない日に発生する確率が上がります。

気温

日中と夜の気温差かが大きいと雲海は発生しやすくなります。目安は寒暖差が10度以上あると発生しやすくなります。

時間帯

状況に応じて、雲海の発生時間は異なりますが、最も発生しやすいと言われているのが、夜明け前から明け方です。ただし、条件が揃えば、夕方にも発生する可能性はあります。ホーエンツォレルン城に関しては、地理的状況から夕方に発生する確率は非常に低いです。

季節

大気の層が安定する春や秋に発生する確率が上がります。冬場に雲海が発生する確率もありますが、ドイツは特に寒暖差が出にくいため、冬場に雲海を見れる確率は低いです。

天気予報のチェックポイント

下記の条件が揃うと、雲海を見られる確率が上がります。天気予報を確認してみてください。

  • 湿度:80%以上
  • 風:ほぼ無風(風速2m/S以下)
  • 気温:日中と夜中の気温差が10度以上
  • 天気:深夜から早朝にかけて晴れ

ホーエンツォレルン城の雲海を確実に狙うなら、気象条件のチェックが重要です。ただし、ホーエンツォレルン城は簡単に行ける場所ではないということと、雲海が出なくても十分綺麗です。

まとめ

ドイツに来て1番感動した場所がホーエンツォレルン城の景色でした。歩いてツェラーホルンに向かって、林を抜けた先に淡く色づく空とホーエンツォレルン城が幻想的で、感動しました。

近くで見るホーエンツォレルン城も美しいですが、ツェラーホルンからの景色が1番綺麗です。ホーエンツォレルン城はアクセスがよくありませんが、行く価値のあるお城です。

私は有名なノイシュバンシュタイン城よりホーエンツォレルン城の方がはるかに好きです。まだホーエンツォレルン城には1回しか行ったことはありませんが、春夏秋冬のホーエンツォレルン城の写真を撮りたいと思っています。

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