ヨーロッパを旅行するのにおすすめの格安バス「FLiX BUS」を利用してきました。安くて、ヨーロッパ各地に就航しているFLix BUSはヨーロッパ旅行には欠かせません。
そんなFLix BUSの乗り方と乗車レビューをご紹介します。
FLix BUSとは
FLix BUSはドイツ・ミュンヘン発祥の格安バスです。FLix BUSは、今やドイツのみならず、ヨーロッパ各国に交通網を広げています。 ヨーロッパの様々な都市に就航しているため、ヨーロッパ旅行では欠かすことのできない交通機関です。
FLix BUS最大の特徴は安価で、様々な場所に行けることです。価格は旅行日程や予約をする日程によって、変動します。空いているバスは、金額が安いですが、基本的に人気のバスなので、できる限り早めに手配することをおすすめします。
FLix BUS利用当日の流れ
今回私はベルリンからミュンヘンへ旅行に行くにあたって、FLix BUSを利用しました。都市によって、バスターミナルの雰囲気は異なりますが、FLix BUSに乗車する流れは同じです。
バスターミナルでバスに乗車する
FLix BUSの予約チケットを確認して、乗車場所に行きます。乗車する場所によっては、バス停のみの場合もありますが、ベルリン・ミュンヘンは共に大きなバスターミナルがあります。
ベルリンのバスターミナルは、中に入ると電光掲示板があるので、そこで乗車するバスの乗り場を確認します。
バスターミナルの掲示板には、何番ゲートからバスが出発するかが、表示されています。バスターミナルに到着したら、乗車するバスの行き先や時間を確認して、ゲートに向かいます。早くバスターミナルに着きすぎた場合は、まだ出発ゲートが表示されていないこともあります。
バスの乗車場所に行くと、乗り場の番号が表示されています。まだバスが到着していない場合は、乗り場でバスの到着を待ちます。
ベルリンのバスターミナルは、ゲートのところにも表示があるので、自分の乗るバスが来るゲートかわかりやすいので安心です。
乗車する場所が到着したら、チケット購入時に発券されているバーコードを見せて、バスに乗車します。FLix BUSは荷物を1つ預けることができるので、荷物を預けたい人はこのタイミングで、荷物を係員に渡してください。
FLix BUSの座席番号
FLix BUSの座席予約は有料です。予約をせずに乗車した人は、予約されていない座席に座ります。座席にシールが貼ってある席が、自由席です。
ただし、この座席管理はかなりあいまいです。シールが貼ってなくても、予約されていないこともよくあります。
また、乗車するとどこにもシールが貼ってなくて、係員の人に尋ねると、「全部フリーだ!」っていうような適当なときもありました。
シールの貼ってある席に座れば、安心ですが、適当なので、周りの様子を見ながら座席を利用してください。
FLix BUSの自由席は早い者勝ち
FLix BUSの自由席は早い者勝ちです!できる限り早めに乗車して、窓際の快適な席を利用することをおすすめします。
また比較的空いているバスだと、運が良ければ2席利用できることもあります。早めに乗車しておいた方が、安心です。ギリギリに乗車すると暗いバスの車内で、空いている席を探すのに、一苦労することもあります。
目的地に到着
バスに揺られて、約8時間でベルリンからミュンヘンに到着です。目的地に到着したら、預けた荷物を受け取って、完了です。特に難しい手続きもなく、バスに乗車することができました。
ミュンヘンのバスターミナルは、大きくて、中央駅から10分ほど歩いた場所にあります。バスターミナルにもコインロッカーがあります。コインしか利用できないので、ご注意ください。
FLix BUSの設備
FLix BUSの座席は普通の4列シートです。ドイツの人の大きさに合わせてあるので、日本の4列シートより遥かに広くて、足を伸ばすことができます。
私が乗車したバスは、窓際に、USBが2つとプラグを刺せる場所が1つありました。FLix BUSはバスの車体の種類が多いので、その時乗るバスによって、多少設備が異なります。
ものによっては、プラグのみのバスもありますし、窓際ではなく、前の座席の下の部分にUSB給電の場所があることもあります。
充電したいという方は、USBとコンセントと両方用意しておくことをおすすめします。
FLix BUSはWi-Fiを無料で利用することができます。ただし、今回のバスはWi-Fiを利用できませんでした。基本的にWi-Fiサービスが行われていますが、バスによっては、利用できないこともあります。
FLix BUSに乗ってみてどうだったか
FLix BUSは快適でした!
4列シートですが、座席のゆとりもあるので、夜行バスでもそれなりに寝ることができました。
ただし、バスの車体が新しいものと古いもので、当たりはずれがあります。もちろんバスに乗車するまで、わかりません。新しいものだと快適性が上がりますが、古いものだと今回の私の乗ったバスのように、Wi-Fiが利用できないこともあります。
ヨーロッパのバスは危ないこともあるという話を聞いていましたが、そんな気配はありませんでした。隣の座席の男性が座ってきましたが、もちろん何もありませんでした。あまり私は気にしていなかったのですが、女の人は念のため、女性の隣に座るか、隣には人が座らないようにした方がいいと思います。
貴重品や荷物など、多少気を配った方がいいと思いますが、ドイツで乗車した分には、車内の雰囲気も良くて、快適です。
あと個人的に気になったのが、FLix BUSは複数の場所を経由することが多いです。
ベルリンからミュンヘンに行く際も、複数の場所で、乗客が乗り降りしていました。夜行バスで利用する際に、複数ヶ所に停車して、乗客が乗り降りすると安眠しにくいです。そのおかげで、安く理由できるのですが、少し煩わしかったです。
長距離バスになってくると多少しんどいですが、5、6時間以内だったら快適に過ごせます!
まとめ
今回、FLix BUSに乗ってみて思ったのは「全然余裕やな、また使おう!」でした。
私は夜行バスや長距離バスでも、周りを気にせずグーグー寝ることができるタイプです。FLix BUSは夜行バスでも、比較的爆睡できました。
今後も近場を旅行する際は、FLix BUSを利用しようと思います!