秋が終わり寒さが増してくると京都の観光客数は少し落ち着いてきます。
そんな寒い冬の京都でおすすめしたいのが、嵐山花灯路です!
観光スポットとして、有名な嵐山でこの時期限定のライトアップを楽しめます。
嵐山花灯路のおすすめ撮影スポットについてご紹介します。
京都嵐山花灯路2020 開催期間
■期間:2020年12月11日(金)~20日(日)
■点灯時間:17:00~20:30
嵐山花灯路は12月中旬に実施されます。エリアは非常に広く様々なスポットでライトアップが行われます。
嵐山花灯路の試験点灯について
だいたい毎年実施される週の木曜日か水曜日に試験点灯が実施されていました。そのため、無人の竹林が撮りたいというカメラマンたちがその時期を狙って嵐山を訪れます。わたしは去年予想を外して、暗い嵐山を眺めて帰りました…。
今年はコロナの影響で竹林の小径でライトアップされないので、そこまで試験点灯を狙っている人は多くないです。
※2020年の試験点灯は終了しておおります。
嵐山花灯路の開催場所・アクセス
・開催場所:嵐山
出典:京都・花灯路
・アクセス
電車:阪急嵐山駅・嵐電嵐山駅・JR嵯峨嵐山駅 から徒歩
大阪方面の方は阪急を利用するのがおすすめです。
滋賀方面の方はJRを利用するのがおすすめです。
車 :この時期は車でのアクセスも可能です。近隣コインパーキングに駐車可能。
平日はそこまで道も混まないので、車でも大丈夫です。土日は避けた方がいいと思います。
嵐山花灯路のおすすめフォトスポット
竹林の小径(こみち)※2020年は実施されていません
1番人気のスポットです!嵐山と言えばここを思い浮かべる人も多いと思います。
野宮神社から大河内山荘までの道の両側に竹林が立ち並んでいます。ライトアップで照らされる竹林と足元に置かれた灯りが、幻想的です。
魚眼レンズや超広角レンズがあればハートが撮れることも!
1番人も多く、土日となると前に進むのにも時間がかかります。そのため、点灯の開始時間や消灯直前の時間が比較的狙い目です。ただし、写真を撮るとなるとなかなか人が多くて大変なので、やはり平日に行きたいところです。平日でも一番奥のところで、三脚を構える人がずらりと並びます。タイミングが悪いと消灯時間ギリギリまで粘ってもいい写真が撮れないこともあります。
でも嵐山を代表するこちらの景色はぜひ見ていただきたいです!
※2020年はライトアップの実施はされていません。野宮神社の北の竹林ではライトアップが実施されています。
渡月橋
渡月橋もライトアップが実施されます。
黄金色に照らされる渡月橋と青紫色にライトアップされた背景の山のコントラストがとても綺麗です。この場所は川沿いで一番寒いですが、綺麗なのでぜひ撮っておきたい場所です。土手を降りて、川にライトアップが反射した写真もおすすめです。
船
こちらも渡月橋からすぐの場所です。
この辺りは比較的人が少なくて、ゆっくり写真を撮ることができます。川に浮かぶ船と照らされた山を撮れます。
川沿い
普通の人はなかなか行かないおすすめの場所がこちらです!
桂川をずっと奥に進んでいくと、川沿いに降りることができる階段があります。その階段を降りて、川沿いの岩の上です。この辺りは比較的川の流れが穏やかで、風の少ない日は、青紫色に照らされた山が川に綺麗に映し出された写真を撮ることができます。
ただし、雨の後で水嵩が増している時は避けましょう。また、風が少ない日でも上流で放水されている時は、川が波立つことがあります。暗いので、三脚がないと上手く撮れないかもしれません。でもGoogleのスマートフォンPixelとかなら、撮れると思います。
服装・寒さ対策
この時期の嵐山は信じられないくらい寒いです!
必ず寒さ対策をして出かけましょう。周りを散策して、軽く写真を撮るくらいの場合は、ダウンコートにパンツ・手袋があれば大丈夫です。
もし、川沿いでしっかり写真を撮りたいという場合は、ダウン・暖かいパンツ・手袋・帽子・ネックウォーマーがあった方が良いです。
いずれの場合も貼るカイロを持参することをおすすめします!
想像している以上に寒いので、必ず寒さ対策をして、楽しんでください!
注意点
土日の場合のみですが、進行方向が決められている場合があるので、注意が必要です。
例年通りなら一方通行があるのは、竹林の小径・大河内山荘から常寂光寺へ抜ける道の2ヶ所です。
またそれに伴い、渡月橋から桂川の上流に上がっていく道が通行規制されています。
この通行規制は、基本的に土日のみですが、平日も混雑時に実施されることがあるそうなので、金曜などの週末は気を付けてください。
まとめ
この時期しか見ることができない嵐山の景色は、めちゃくちゃ寒いですが、見る価値があります!
私も毎年ついつい足を運んでしまいます。
もともとは、冬は観光客が少なかったので、集客をするために始まった花灯路ですが、京都を代表するイベントの1つになりました。古い町並みや伝統を守りつつも新たな取り組みをする京都って本当にすごいなと思います!
期間は約10日間と短いですが、澄んだ空気の中で見る嵐山は必見です!
今年はコロナウイルスの影響で実施が危ぶまれていましたが、実施されます。
きちんと感染対策と混雑する時間帯や曜日は回避して、寒さ対策を十分にした上で、楽しんできてください!