今回は珍しく経験談です。今ちょうどKLMオランダ航空の航空券払い戻しでたらいまわしにされて、海外旅行中でのトラブルについて思い出しました。
基本的にめっちゃ早起きで、今は会社に通勤しているわけではないので、ゆっくり寝てもいいのですが、毎日6:00に起きているというくらい起きるが得意です。
会社も学校も無遅刻で、寝坊でやらかしたことは今までなかったのですが、実は1度だけ旅先でとてつもないやらかしをしました。
そんな寝坊して飛行機に乗り遅れてパニックになった話をご紹介しようと思います。
感動のコムローイの翌日
夜空にたくさんのランタンが飛び、幻想的な光景を見た翌日に悲劇は起こりました。
コムローイに参加して感動した後は、マッサージを受けて、シャワーを浴びて、寝床についたわけです。
ん?なんか明るい。目覚めると部屋の中がなんとなく明るく外の日差しを感じました。あれ?私たちの起きる時間考えたらこの明るさはおかしくないか?と寝起きの頭で考えつつ、スマホを見たら、フライトの1時間前を切っていました。
8:00のフライトだったので、6:00には起きて、準備して空港に行くはずだったのに、なぜ?
焦りながらもとりあえず、一緒に行っていた友達3人を起こして、荷物をまとめて絶望に打ちひしがれながら、空港へ向かいました。
なぜ4人もいたにも関わらず、寝坊したのか。それはとても簡単な理由で、誰も目覚ましをかけていなかったからです。私は時間をセットしてなぜか、アラームをオンにスライドをせずに寝ていました。
乗り遅れた飛行機は変更してもらえるのか?(LCC)
無常にも空港に着くころに、飛行機はチェンマイからバンコクへと飛び立ちました。
私たちが予約していたのは、Lion air(ライオンエア)というLCCだったので、恐らく振替はしてもらえないと思うのですが、とりあえずカウンターで話をしてみることに。
コムローイだったということもあり、空港は大混雑!空港内に入るのに相当並びました。当然カウンターも更に並びようやくスタッフにたどり着きました。
空港が混雑してたため、飛行機に乗ることができませんでした。飛行機を振り替えてもらえませんか?
はい、少しごまかしましたが、結論から言うともちろん「No」。
ダメもとだったので、そうそうに諦めて、この後どうやって帰るか考えました。
バンコクから日本行きの飛行機に間に合うのか?
最初に考えたのが、バンコクから日本行きの飛行機に間に合うかどうかです。この時チェンマイの空港で9:30頃でした。バンコクから日本までのフライトは14:15発。
チェンマイからバンコクまでの飛行機をその場で検索するものの、何せコムローイで混雑しているので、全く飛行機に空きがありませんでした。
この時点で、バンコクから日本行きの飛行機に間に合わないことが確定!
チェンマイからバンコクまでタクシーで行くといくらかかるの?
チェンマイからバンコクまでの飛行機は混雑していて、予約が取れそうになく、また高額なために、思い切って、タクシーでチェンマイからバンコクまで向かうことにしました。
チェンマイからバンコクまで車で行くバカな人はそうそういないと思いますが、タクシーカウンターに行くとどうやら、送迎してくれるみたいです。
チェンマイの空港からバンコクの空港までの距離なんと約676km!10時間かかると言われました…。
そして金額は9500バーツ(34200円)。
くぅーーー高い!!!でも4人なので、1人10000円弱。これでも飛行機より安かったです。
バンコクから日本行きの飛行機を変更したい!
もうすでにバンコクから日本行きの飛行機が間に合わないことはわかっていたのと、フライトまで時間があるので、飛行機を変更したい!
私たちの飛行機はエアアジア。エアアジアのカウンターはチェンマイにもあるので、カウンターで話をしてみました。
チェンマイからバンコクまでの飛行機に乗ることができなかったので、バンコクからの飛行機を変更したいです。
残念ながら、カウンターで飛行機の変更はできず、エアアジアの飛行機を変更するためには、チャットでしか対応できないということでした。早速チャットにトライするものの混みあっていて、繋がらない。このままじゃ変更できないかもと思い、もう1度カウンターに突撃しましたが、やっぱりダメでした。
エアアジアのフライト変更
エアアジアのフライトを変更するためには、チャットに問い合わせる必要がありました。チャットが繋がるまで待ち続けるんですが、なんと繋がるまでに2時間以上かかりました。
そして、2時間粘って繋がった結果、「すでに予約変更にチャットから変更できる時間を過ぎているので、変更できません。空港カウンターで対応してもらってください。」
システムの都合ということで、変更してもらえませんでした。
空港のカウンターで変更した欲しい旨を伝えたけど、チャットに問い合わせろって言われて頑張って、問い合わせたうえでのこの仕打ち…。
元はと言えば寝坊した自分たちが悪いんですが、ショックでした。
バンコクから日本までの飛行機はどの航空会社がいいの?
とりあえずチェンマイからバンコクまでタクシーで向かい始めたのですが、タクシーの車内で、エアアジアのチャットが繋がるのを待ちつつ、バンコクから日本までどこの飛行機で帰るのがいいか調べ続けていました。
スマホのSIMカードを購入して行っていて本当に良かったです。これがなかったら、たぶん詰んでました。
私はこの時仕事をしていなかったので、比較的時間にゆとりがありました。そのため、タクシーで行く時間で乗れて、金額が安い航空会社ということで、エアアジアを利用することにしました。(空港窓口で問い合わせてくれと言われたので、飛行機は予約せず)
私の友人3人は、翌日が仕事だったということもあり、できる限り早く帰りたいということで、アシアナ航空のフライトを予約。金額はアシアナ航空の方が少し高かったです。
しかし!エアアジアのフライトの空き状況がコロコロ変わって、最終的に、アシアナ航空より早く帰れる飛行機が20席以上空きました。しかもアシアナ航空より安い…。
私はもともともう少し遅い、エアアジアを利用する予定だったので、よかったんですが、アシアナ航空のフライトを予約してしまった友人たちはここでも決断を迫られることに。
アシアナ航空をキャンセルして、もう少し早く帰れるエアアジアに変更するか、予定通りアシアナで帰るかです。
ギリギリまで悩んで、アシアナ航空は乗り継ぎ時間が短かったので、最悪乗り継げなかったならもっと遅くなる可能性もあり、キャンセルをすることに。
アシアナ航空の飛行機は友人のお母さんが電話で予約してくれていたのですが、すでに日本のアシアナ航空の電話窓口が営業時間を終了していました。時差の都合で、バンコクのアシアナ航空の窓口はまだ営業時間内。早速電話をして、無事にキャンセルすることができました。
タイミングによりますが、今回はエアアジアが1番安かったです!
バンコクのエアアジアのカウンターで再度交渉
チェンマイからバンコクまでタクシーで無事に到着しました。運転手さんが車を飛ばしてくれたおかげもあり、10時間と言われたところを8時間程で到着しました。
空港に到着したので、早速エアアジアのカウンターに行き、チャットで言われたことを伝えることに。
事前にチャットで問い合わせをしていて、すでに予約変更ができないタイミングだったので、空港のカウンターで変更をしてくださいと言われました。予約変更をしてください。
答えはNo!いろいろ説明しましたが、予約変更をしてもらうことはできず、その時間にはチャットの営業時間も終了していたため、なすすべはありませんでした。
予約変更はできないから、そのまま購入してくださいと言われたため、泣く泣く新規で航空券を購入しました。
寝坊したことで発生した費用
寝坊してチェンマイからの飛行機に乗れなかったことで、複数の費用が発生しました。
金額 | |
タクシー | 2375バーツ(8550円) |
航空券+荷物 | 7240バーツ(26064円) |
合計 | 9615バーツ(34614円) |
タクシーは4人で乗車したため、1人あたり8550円で計算しています。
ちなみにバンコクーチェンマイの往復航空券が約17000円だったので、4人でタクシーに乗ればほぼ同じくらいの値段です。
本来は必要なかった約35000円。寝坊して飛行機に乗れなかったために痛い出費でした…。かなり痛い勉強代です。
番外編)最後にタクシーでぼったくられる
タクシーの運転手はおばちゃんで、優しくて、車内に置いてあった「バナナとかパンとか好きに食べていいよ~」って言ってくれて、めっちゃいい人やんって思ってました。
だがしかし!
いざバンコクの空港に到着したところで、
「飛行機に間に合うように、車を飛ばしたから、スピード違反をして罰金代を払うことになったから、追加料金を払え!」
と要求されました。
もともとチップを多少払おうと思っていたのと、長時間のタクシー移動と飛行機の時間があって急いでいたので、支払ってしまいました…。
よくよく考えるとそんなにすぐに、スピード違反の罰金支払いの連絡があるわけもなく、完全に騙されました。あと騙されたことに気づきかなり自己嫌悪…。
良い人だと思っていたのに、最後に裏切られた気持ちになりました。もし何も言わずに、チップだけで終わっていたら、気持ちよく終われたのになー。
でも空港に早く着いたのは良かったです。余裕がないと正しい判断ができなくなるので、注意が必要ですね。
まとめ
寝坊って本当に恐ろしいですね。普段全く寝坊をすることがないのに、大事な時にやらかしてしまいました。
今まで旅行に行った中で、1,2を争う事件でした!!
この事件以降は、大事な時には複数回目覚ましをセットするようになりました。
それにしても飛行機の手続きって、大変だなと思いました。特に私はそれほど英語が得意ではないのですが、もちろん海外の航空会社だとやり取りは全て英語。
普通に旅行する分には、英語力がそれほどなくても問題ありませんが、トラブルが起きた時には語学力が非常に重要だと実感しました。